独逸屋では、原料の豚肉、ハムの製法、スモーク、スモークに使うチップなど、さまざまなこだわりをもった製品づくりを行っています。
ソーセージ製造風景

原料の豚肉

当店のハム・ソーセージの原料の豚肉は国産豚肉(冷凍ではないフレッシュ肉)を使用しております。かつてドイツ人マイスターから『新鮮で高品質な原料肉が手に入れば、美味しいハム・ソーセージが半分出来上がったようなものだ』と習いました。 創業以来、原料の豚肉は高品質で新鮮なもの以外は使用しておりません。輸入豚肉や冷凍豚肉は安価ですが使用しません。

ハムの製法

ハムは昔ながらの自然熟成法を取り入れ、7日間以上塩漬けし熟成させて、一番おいしいときに形を整え、スモークして製品にします。

スモーク

昔ながらの直火式スモークハウスを使い、製品の状態を目で見て、雨の日や晴れの日の湿度の違いや、夏と冬の温度差など環境の違いを肌で感じ、なるべく均一な製品に仕上がるよう、熟練の技で仕上げます。 簡単な操作で短時間のうちにスモークができる全自動スモークハウスとは違い、直火式スモークハウスは時間がかかります。ハムは丸一日、ソーセージは半日かけてじっくりスモークします。少しずつスモークをのせることで、深い味わいが出ると信じております。
直火式スモークハウス
直火式スモークハウス

スモークに使うチップ

スモークに使うチップは、通常の国産桜チップのほかに、地元・東京都町田市で手造りの家具・木の器を作っている家具工房KASHO(カショウ)さんに譲っていただいた、丸太から木の器ができるまでに削って出るチップ(愛情チップと呼んでいます)を使用しています。愛情チップはとてもいい香りで、スモークにとても適しています。

家具工房KASHOさんは、注文家具、木の器の制作を行っています。ホームページ・ブログもとてもすてきなので、ぜひチェックしてみてください。 家具工房KASHO http://kasho.cc/

家具工房KASHO 加生 亨さん
家具工房KASHO 加生 亨さん
また、町田市で寿命のため伐採された桜の木を加工した桜チップも使用しています。これも新鮮で香りがとてもよい。ご協力いただいている方々に感謝です。
町田市の桜(イメージ)
町田市の桜(イメージ)

香辛料・添加物

香辛料は肉の旨みを邪魔しないように、味の強いものは使用しません。添加物は最小限。保存料・増量剤・着色料・化学調味料は全品不使用(ホワイトソーセージは除く)。無塩漬製品は食品添加物不使用です。